市議団ブログ

アリーナ検討会議 傍聴レポート(林じゅん)
[ 05月01日 ]

4月30日の第5回アリーナ整備検討会議を傍聴した林じゅん議員のレポートです。


第5回アリーナ整備検討会議を傍聴しました。
費用と財源、運営の考え方が示されました。
国費90億円、岡山市の起債90億円、岡山市の一般財源50億円に寄付金等50億円で概算事業費の280億円というものです。
岡山市の起債90億円は充当率90%、算入率22.2%で国から18億円とされていますが、国費も起債の算入も税金です。
国負担と寄付が目論見通りでも、市負担は122億円。国と合わせて税金で230億円です。
なかなか市財界の負担額の数字を言わなかった商工会議所から5年で5億円集めたい、との発言がありました。整備の言い出しっぺで規模拡大を求めて来たにしては、ささやかです。
しかも身銭を切るのではなく、他所の企業へのお願いが主です。
市が商工会議所の要望に応えて、寄付金集めのプロモーション用に1千万円の予算を付けたイメージ図やパンフレット、動画は他のアリーナにも当てはまる一般論の域を出ていないと思いました。それで50億円を集めようというのです。
見通しなく突き進むと、不足分は市の負担です。
多くのメンバーから市民の理解を得ることについて発言がありました。
反対や疑問が多いことは理解しているわけです。
アリーナに税金を投入しないことを求める署名で可視化していきたいと思います。