サイト内検索
サイト内検索
岡山市役所1階市民ホールで5月1日から2日まで、「NPO岡山きずな」さんの活動や思いを伝えるパネル展示が行われていました。
とても意欲的で、いろいろなことを考えさせられる展示でした。
「ホームレスのイメージを更新する」と題された1枚目から全部で9枚のパネルには、1枚1枚考え抜かれたと思える文章がつづられています。
国などが「ホームレス」と定義しているのは、公園や駅などを故なく寝起きの場所としている路上生活者を指します。
この人数は、調査上年々減少傾向にあるそうです。
これに対して、東京都が2018年に約4000人いるとした「住居喪失不安定労働者」というのは、特定の居所を失った後、家族や友人知人などを頼ることができず、インターネットカフェその他で寝泊まりをしながら不安定な就労をしている人のことを指すそうです。
このような“見えないホームレス”やそれに近い状況の方々の相談を、きずなさんでは年100件以上受けているそうで、調査上の減少傾向とは違う実感を持っていると訴えています。
そして、寝泊まりする場所や食事などの提供をはじめ、安定の土台をつくりだす支援活動について、1枚1枚詳しく紹介しています。
最後から2枚目のパネルでは、「自分がホームレスになったらどうしよう。そんなことをあなたは思ったことがあるだろうか。」と問いかけています。そして、「他人事ではない」「自分に何ができるのか」考えてほしいと呼びかけています。
このパネルの写真は、縁側のようなところに並んで座り、ピースサインを出しつつも楽しそうにおしゃべりしている人たちを映しだしています。
本当にグッとくるパネル展でした。
ぜひ、みなさんも、きずなさんの呼びかけを感が手見てください。
「NPOおかやまきずな」の活動をもっと知りたい方は、ホームページやフェイスブックをご覧ください。
◎ホームページ
https://www.okayamakizuna.com/
◎フェイスブック
https://www.facebook.com/kizunaokayama/