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75歳以上の方が加入する後期高齢者医療制度の26・27年度の保険料を一人平均年18,301円引き上げる議案が、24日の岡山県後期高齢者医療広域連合議会で賛成多数で可決され、決定しました。
広域連合議会の議員でもある田中のぞみ市議のレポートを転載します。
年金の引き上げが物価高にも追い付いていない現状で、尋常ではない負担増に、改めて強く抗議します。
当市議団は、国に対して制度の抜本的な見直しを求めるとともに、岡山市に対しても、高齢の方々のいのちと健康、暮らしを守るための対策を求めていきます。
今後、大幅値上げとなった保険料の通知や納付書がお手元に届くことで、びっくりされる方や生活にお困りになる方がおられるかもしれません。どういうことができるか、ご一緒に考えていきますので、市議団までご相談ください。
【後期高齢者医療保険料:可決:広域議会】
過去最高額、中四国最高額の保険料値上げ(一人平均18,301円)について、さらなる議論が必要と会期延長していた広域議会で、今日、賛成多数で原案が可決されました。
反対したのは、田辺まみ議員、私、秋久議員(条例案のみ)の3人でした。
朝の開会前に、議員間協議があり、文案を考えた付帯決議案は全会一致で採択されました。(写真参照)
2年ごとの保険料見直しの際に、ほぼ毎回取り崩していた県の財政調整基金を今回、県が断っていることに関しては、この間、10を越える自治体や議会が県に申し入れや意見書を上げ、広域議会としても申し入れを行いましたが、県は、不測の事態に備えるためと、承諾しませんでした。
厚労省が基金活用の通知を出しているのに。
県は、決算剰余金が年々減っていることを理由としていますが、これは、医療給付費が想定外に伸びたわけではなく、むしろ想定に無駄がない予算だったとも言えるそうです。
また、この取り崩し10億円は貸し付けではなく、返済の義務がないもので、基金残高が30億円に減ってしまうかもしれませんが、それでも基金保有の目安の水準は満たしているとのことでした。
県は基金を減らしたくなかっただけのように見えます??
コロナや大災害のような不測の事態は国も動きますから。
そもそも、今回の値上げの8割は国の制度改悪によるもので、子ども子育て支援金の財源上乗せ、若年層の負担軽減等です。
実質上の増税です。
これがなければ、医療費の伸び分は、3700円程度だったそうです。
少子化は後期高齢者の責任ではありません。
非正規雇用の広がりや、実質賃金が30年も上がらなかったこと、子ども一人に1500万円から2000万円もかかる、
そんな政治へのしっぺ返しとも言えます。
少子化対策は国の責任で行うべきです。
軍事費はどんどん伸びています。財源がないわけではありません。
今後3年間、子ども子育て支援金の負担が上乗せされることが決まっています。
後期高齢者医療保険制度はもう限界です。このままでは破綻します。
軍事費よりも暮らしの支援を。
制度の見直し、国費投入が求められます。
付帯決議には、国に根本的な制度の見直しを求める文言も入りました?
広域連合には、今回の反省を生かし、今後の保険料改定の際には、広域議会の議員だけではなく、27市町村の全ての首長との協議の場を設けるよう要望が出されました。
自治体の意見を事前に反映するためです。
今日は、開会前に門前で抗議アピール行動も行われ、テレビカメラも数台入っていました。
極めて異例の議会となりました。