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岡山市議会の子ども・文教委員会が29日開かれ、放課後児童クラブについて話し合われました。
現在、岡山市内には放課後児童クラブ(学童保育)が87クラブあります。それぞれ地域や保護者の方などでつくる運営委員会がスタッフを雇用し、利用料金を定めるなどして、独自に運営しています。開所曜日や時間、料金などがバラバラとか、運営委員の負担が重いなどの課題があります。
このため市は来年度から、希望するクラブを市の福祉分野の外郭団体である岡山ふれあい公社に移行し、事業内容や支援員などスタッフの雇用条件を統一することにしています。
統一される事業内容は、左の画像をご覧ください。
委員会では、22クラブが来年4月からの移行を申請していることが報告されました。
市が想定している3か年の間に移行する見込みなのは、あわせて62クラブ(71.3%)ということです。
今回申請しなかった65クラブの理由や要因については、右の画像をご覧ください。
子ども・文教委員の菅原おさむ議員は、移行を申請したクラブの現状や市がつくった制度の課題や今後の方向性などを質問しました。
9月5日から開かれる9月定例岡山市議会に関係する条例や予算が上程され、19日の常任委員会で本格議論されます。
また、11~18日の個人質問でも焦点の一つになると思われます。
岡山市の学童保育の質の底上げ、支援員などのスタッフの確保と処遇改善、各クラブの特色ある行事の展開など、これまで培われてきたよいものを守り育てながら、より発展させていけるよう、私たちも議論をつくします。