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岡山市は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部の第29回会合を市役所内で開きました。
この中で市は、変異株のコロナウイルス感染者が増加していること、変異株は感染力が従来のものより強いことなどから、4月からは原則としてすべての陽性者に対して変異株の検査を行うよう新たな方針を示しました。
これまでは、県のセンターで陽性が確認された場合のみ変異株の検査を行っていましたが、これを拡大した形です。
また、PCR検査自体についても、4月5日以降は、1人目の感染者が発生した段階で同一フロアのすべての人を検査するとする検査対象拡大も打ち出しました。
これまでは、複数の感染者が出た場合に、事案ごとに保健所が判断して対象範囲を拡大していましたが、最初の1人目から同一フロア全員に対してと、基準を明確にして拡大しました。
検査対象の拡大は、党市議団も求めてきたことです。
(対策本部会議の全資料はこちらから→ https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000020251.html )
市内では、2月には低く推移していた新規感染者数が、3月に入ってから増加傾向を示しています。
近県でも感染拡大しているところもあり、感染の封じ込めのためには、社会的検査の対象と回数の拡大、大規模なモニタリング検査の実施などが必要であり、党市議団として、引き続き市や県、国に検査拡大などを求めていきます。
また、事態が長期化する中で、女性や非正規雇用などの方々の生活困窮の状況が心配です。これらの方への支援の強化も求めていきます。
皆さんのご意見も、ぜひお聞かせください。