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岡山市では、今日1月7日の新規陽性者が32人と発表されました。岡山県全体では44人です。市でも県でも感染者が急速に増えています。
今日県が開いた新型コロナ対策本部会議では、年末年始の新規陽性者の少なくとも76%がオミクロン株(オ株)だったことが報告されました。
また、オ株については、
・感染力はデルタ株(デ株)の3倍(従来株からは7倍近く)あること
・潜伏期間がより短くなってきていること(従来株5日間→デ株4日間→オ株3日間)
などの説明がありました。
また、岡山市の状況で見ると、昨日(1/6)の21人は全員が軽症、今日(1/7)の32人はうち30人が軽傷で2人が無症状です。現時点では、症状のない陽性者は十分には捕捉できていない可能性を示しています。
感染経路不明も多く、昨日は6人(29%)、今日は16人(50%)が経路不明です。
オ株は、これまでのものと比べて重症化しにくい可能性があると言われていますが、WHOは、だからといって軽症ではなく普通の風と一緒にしてはいけないと言っているとも報じられています。
年末年始の人の流れが、拡散を招いていることは確かです。
そして、いまどういう手を打つかが、問題です。
オ株はこれまでのものに比べて、感染しやすく、感染したら症状が出るまでが短く、周りに広げやすい、ということが言えます。
ということは、思い切った大規模な検査をして、陽性者の早期発見をすることが、今後の拡大をどこまで抑えられるかにつながるのではないでしょうか。
岡山県は、明日(1/8)から、県内在住者に対して無料の検査を始めます。
大規模で無料の検査は、私たちもずっと求めてきたことで、今回の岡山県の判断は大歓迎です。
この際、無料検査の対象は、岡山県内在住者だけでなく県内に来訪した人にも広げるべきではないでしょうか。人の移動でウイルスが拡散しているのですから、県民を守るためにも来県者も対象に含めることは、意義のあることです。昨年は広島県が同じような判断をしていました。
いまこそ「いつでも、だれでも、何度でも」無料検査を受けられるようにすることを、県と国に強く求めます。
この声を大きく広げていきましょう。