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岡山市議会で、これまで基本的に可能だった本会議の撮影を禁止しようとする動きがあります。
現在は、写真や動画の撮影は、傍聴の手続きと一緒に撮影許可申請を出せば、基本的に許可されます。
この岡山市議会傍聴規則の規定を、「撮影は禁止、ただし公益上特に必要があると議長が認めた場合は許可」などというように変えようというのです。
5月19日(木)13:30からの議会運営委員会(議運委)で、変更案を採決することになっています。
これまでの議運委の協議の中では、変更案に対し、自民系、公明、創政の会派などが賛同する意向を示していました。
変更案は議長と議運委員長がとりまとめ提案しています。
理由は、全国の議会の標準的な規則に合わせるなどというものです。
けれども、議長が許可する場合を「公益上特に必要がある場合」と厳しく限定するのは、標準規則よりさらに狭めています。
議員が本会議で発言することや、市長をはじめ幹部職員が質問に答えることを、どうして撮影禁止にしようとするのか。
岡山市議会の現在の規定が全国標準より進んでいるのであり、後退させる必要などありません。
いま、議会や議員、そして行政は、その仕事ぶりを市民から厳しく問われています。
議会や議員、行政の議会における言動を市民が見られるようにしておくことは大切なことです。
市民に対する公開の度合いを後退させるという提案は、時代に逆行し、恥ずかしいことこの上ないものです。
党市議団は現行通りとすべきと提案し、林じゅん議員(議運委副委員長)が論戦しています。
議運委は、市民に公開されており、どなたでも傍聴できます。
それぞれの会派や議員がどんなことを主張し、どんな態度をとるのか、ぜひ市民目線で直接確かめてださい。
お知り合いの市議会議員がおられたら、「議会の情報公開を後退させないで」の声を届けてください。
◎2022年5月19日(木)13:30~
◎岡山市議会棟2階・議運委室
◎傍聴の手続きは1時間前から2階受付でできます。
https://www.city.okayama.jp/gikai/index.html