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2021年10月に岡山市内の認可保育施設で、園庭の保育遊具に首を挟んでしまった2歳男児が亡くなってしまう事故がありました。
市が設置した審議会で事故の検証や再発防止策などが議論され、その報告書が14日に市長に提出されました。
◎報告書(全文)はこちらから↓↓
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000043432.html
このことを報じたNHKのニュースの中で、保育の現場に詳しい佛教大学教育学部教授の佐藤和順さんのコメントが紹介されていました。
佐藤さんは、人員体制が充実するよう配置基準の改善を国に働きかけることが必要としたうえで、見直しには時間がかかるので、岡山市で独自に基準を改善することも検討してはどうかと言っておられます。
◎NHKの報道はこちらから↓↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20221114/4020014748.html
認可保育園での保育士の配置基準は、長い間変わっていません。内容はヨーロッパなどと比べて低い状態で、多くの保育関係者が基準の改善を求めています。
◎現在の基準(保育士1人で見る子どもの人数)
0歳児3人、1・2歳児6人、3歳児20人、4・5歳児30人
岡山市議団も長年、国に改善を求めるとともに、市独自ででも基準を改善するよう求めています。
2022年6月議会では、田中のぞみ議員がこのことを取り上げました。このとき市は、国に早急な改善を要望していると答えました。
今回、こうやって事故を検証した報告書が出て、専門家の意見もあることですから、岡山市も国に言うばかりではなくて市として基準改善に踏み出すべきではないでしょうか。
全国的には、国の基準改善を求める請願書名が毎年取り組まれています。
私たちも全国の運動と連携もしながら、岡山市の保育の質の向上をこれからも目指していきます。
◎全国の署名はこちらから↓↓