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11月定例岡山市議会最終日の16日、学校女子トイレに生理用品を常備することを求める陳情が、自民と創政の反対で不採択となりました。賛成は、共産市議団と公明市議団、無所属クラブ、1人会派の女性いきいきです。1年前と同様に、子ども・文教委員会では採択されたものが、本会議でひっくり返された形です。
賛成16 共産、公明、無所属ク、女性いきいき
反対25 自民新政会、自民政隆会、自民市議団、創政
生理用品の女子トイレ常備については、市教育長は今議会で、保健室に取りに来てもらって相談する機会にするためとして拒否しました。子ども・文教委員会では、経済的貧困の問題なのかどうかよくわからない、学校現場の負担が増えるなどとして、陳情の採択を強硬に妨害する議員もいました。
本会議で討論に立った林じゅん議員は、自身が参加した『「生理の貧困」から「当たり前」を考える』シンポジウムでの高校生などの発言も紹介しながら、反対派の主張には道理がないことを1つ1つ指摘し、陳情に賛成するよう呼びかけました。(討論の全文は市議団ブログでお読みいただけます)
この他、少人数学級促進、学校給食費の無償化、国に教育予算充実を求める意見書の提出などの陳情は、自民、公明、創政の反対で不採択でした。
今議会での全69件の議案に対し、党市議団はマイナンバーの利用拡大につながる予算と市立幼稚園の統廃合となるこども園化工事の2議案に反対し、東つよし議員が討論しました。
最終日には、国が進める出産・子育て応援給付金を支給するための補正予算が追加上程され、可決されました。22年4月1日移以降に妊娠届を出したら5万円、出生したら子ども1人につき5万円で、年度内の給付をめざしています。