市議団ブログ

（あ、赤旗にこんな記事）　社会福祉への税金投入　経済効果は抜群
[ 08月13日 ]

今日8月13日の「しんぶん赤旗」に、社会福祉分野への公的資金（税金）投入は経済効果が抜群で、特に雇用増に大きな効果をもたらすとの試算が報じられています。

政府の発表した資料を基に試算したものです。

医療、保健衛生、社会保険・社会福祉、介護のそれぞれの分野に国や自治体が公的資金（税金）を1兆円投入した場合、生産効果は2.5～2.5倍、GDP（≒祖付加価値）は1.4～1.6倍、雇用は18万～27万人増えるとの計算です。

国や地方自治体の予算を議論するときに、よく「増大する社会保障経費をいかに抑えるか」という議論がされています。社会保障は「コスト」であり「できるだけ削るべきもの」と、皆すりこまれています。歴代の自民公明政権のもとで、「自己責任」論の押し付けとあわせて、社会福祉の各分野の予算は抑え続けられてきました。

いま、新型コロナでPCR検査数が対応の進んでいる諸外国に比べて伸びないのも、保健所やそこに働く職員、検査機材などの予算が削られ、体制を弱められてきたからです。

この記事のように、データに基づいた計算を見れば、社会福祉への税金投入は、経済波及効果も大きいことがよくわかります。

こうした研究にもしっかり学びながら、岡山市に対しても「社会福祉にしっかり税金投入を」と迫っていかねばなりませんね。

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