市議団ブログ

ワクチンはいつどれだけ入ってくるのか 市民にちゃんと説明を
[ 08月03日 ]

岡山市は、先週の市長の記者会見の際に、新型コロナのワクチン供給に関して、8月下旬の供給分のスケジュールが4日に決まるので、その後、市としての対応を速やかに決めて、新規予約再開に向かっていきたい趣旨の説明をしています。

 

岡山市でのワクチン供給量と接種実績の現状はどうなのか、市の資料を基に表をつくってみました。

 

7月中に岡山市に届いた量は合計で約55万4千回分です。この後8月上旬と下旬に来る分を合わせると、約69万9千回分が確定しています。

一方、ワクチンの接種済み回数は、7月28日時点のシステム入力済み値で、合計65万7千回分程度となっています。

 

接種済み回数が供給量より約10万回分多いのですが、これは、医療従事者分や県での接種分などが含まれているからだと思われます。

 

岡山市内では新型コロナの新規感染が急拡大していますが、高齢者の感染は激減しています。

7/19~8/3の新規感染者414にんのうち60代以上は、14人・3.4%です。

十分な分析は必要ですが、ワクチンの効果ははっきり出ているといえるのではないでしょうか。

 

ワクチン接種を希望する市民の方からは、岡山市ではいつから再開できるのか、との声が上がっています。

岡山市には(県と国も)、こうした市民の声をきちんと受け止めて、今後の見通しをしっかり示す説明責任を果たすことが求められています。