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岡山市議会は、10月13日から昨年度(令和=2020年度)の岡山市のすべての収入(歳入)と支出(歳出)を点検する決算審査を行っています。
岡山市が昨年度1年間やったことを点検することは、とても大切です。
単にすでに終わったことを後から見るというものではありません。
議会が決定した予算が適切に使われているか、行った事業は住民や地域にとってどうだったかなど、住民に代わって点検することは、それ自体も重要なことですし、そこで分析した結果を今後の市政運営に生かすことにもつながります。
選挙によって住民の皆さんから選ばれた議員のとても大切な役割の1つです。
昨日13日は、総務委員会だけ開いて岡山市の収入を点検しました。
今日は5常任委員会すべて開いて、各委員会で所管している支出の点検です。
このうち、市民・産業委員会では、シティミュージアムも議題の1つでした。
シティミュージアムは、岡山駅西口の複合ビルに入っている市立の施設です。
さまざまな企画展や岡山の郷土資料、岡山空襲の資料などの展示を行っています。
党市議団の菅原おさむ議員は、審査の中で、コロナ禍の影響などを問い、特別展の中止などで収入が大きく減ったことが分かりました。
他の議員からも、学芸員が正規職員では1人しかいないことを指摘し、充実に努めるべきとする意見などが出されました。
決算審査は、終了した総務委員会を除く4委員会で、明日15日も続けて行われます。