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5月25日のフジテレビ系「めざまし8」で、岡山市議会のことが取り上げられました。
「#NewsTag」コーナーの中で、「波紋 中傷対策で原則撮影禁止 岡山市議会が規則変更」と題して9時過ぎから7分近く流されました。
番組では、議場で議員が目を閉じた瞬間などを撮影し、居眠りしているとSNS等に投稿されたことがあり、こうしたことを防ぐために原則撮影を禁止したと説明し、街頭インタビューで3人の方の声を紹介しました。
そして、規則改定に唯一反対した議員として、議運委の副委員長でもある林潤議員のコメントの一部が紹介されました。
最後に、コメンテーターの「典型的な間違い、誹謗中傷をなくすために写真などを禁止するのは手段と目的を勘違いしている」「誹謗中傷の規制を強くしていただきたい」などのコメントが紹介されました。
岡山市議会が、良いことで取り上げられるのではなく、こんな話題で全国ニュースになって、本当に残念です。
一部を切り取ってSNSで中傷と言いますが、その前後を含め状況を公にし、事実で反論すればよいことです。
また、議員など映された側が誹謗中傷されたと言うのであれば、映した相手と1対1で主張を争うべきであり、撮影そのものを禁止するのは筋違いです。
そもそも、本会議は、市民に公開された場です。市民から選ばれた議員が、市の予算や政策について公務として質問し、それを他の議員が聞いている場です。
公選された人達が、公開の場で、公務で行っていることを市民が撮影・録音して、何がいけないのでしょうか。
インターネット議会中継は、質問している議員や答弁する市幹部しか映しません。議場全体の様子はわかりません。議場の全体の様子、議員の欠席や議場を出入りする様子、答弁側の態度などは、傍聴席からしか見ることができません。
また、過去の動画は、2年経つと市議会のホームページから消えてしまいます。それ以前の本会議の様子を市民は見たくても見ることができません。
住民から集めた税金を、行政がどこにどのように使うかを議論するのが議会です。議会はますます住民に開かれたものにしていくことが求められています。これから議会の情報公開の流れは、強まりこそすれ弱まることはないでしょう。
番組中でも流れた林潤議員の指摘が、問題のポイントを突いています。
「市民への情報公開が後退する、もう大きな問題だと思います。この決定をしたがために、隠したいことがあるのかと言う声も寄せられちゃってます。時代にも逆行してると思います」
党市議団は、岡山市議会の情報公開を後退ではなく前進させるために、これからも力を尽くしていきます。
この問題についてのご意見など、ぜひお聞かせください。
#めざまし8
#岡山市議会
「めざまし8」の番組ホームページはこちら
https://www.fujitv.co.jp/mezamashi8/
岡山市議会のホームページはこちら
https://www.city.okayama.jp/gikai/index.html