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降雨量が少なく旭川水系のダムの貯水率が下がっているとして、岡山市内の旭川水系で取水制限が行われることになりました。
取水制限は7月4日からで、上水道10%、工業用水10%、農業用水30%です。
岡山市は、上水道については地下水の活用などを進めるとして、現時点では、給水制限までは行わない考えです。
工業用水については事業者に協力をお願いする考えです。
農業用水については、当初は6月30日から取水制限する計画でしたが、農業への影響を考慮し、7月4日からの制限に変更しました。
取水制限の終了の時期は決まっていません。7月8日をめどに次回の調整会議を開き、それ以降の方針を決める予定となっています。
国の旭川水系水利用協議会の渇水調整会議が24日午前に開かれ、決定されました。
岡山県では、5月以降降雨量の少ない状況が続いていて、旭川の平均降水量が、5月は平年の8割程度の61ミリメートル、6月は22日までに90ミリメートルとのことです。これは、過去の渇水(1994年、2002年)と比べても少ない量です。
画像はいずれも国土交通省岡山河川事務所のホームページで公開されており、ダム貯水量や降雨量などをリアルタイムで見ることができます。
http://www.cgr.mlit.go.jp/okakawa/kouhou/kassui/kassui-top-new.html
これによると、旭川水系のダム貯水率は6月24日午前9時現在で、湯原ダムが25.6%、旭川ダムが59.7%で、2ダム平均35.4%となっています。