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5月9日に岡山市水道事業審議会が開かれ、水道料金を25.3%値上げする案が示されました。
岡山市の考える標準的な家庭(口径13ミリ、2か月で40立方メートル使用)では、料金が5126円から6421円に1295円上がると試算されています。
審議会に出された資料では、この値上げを実施した場合、政令市で4番目に高い料金になると記されています。
値上げすることが実質的には決まってしまったかのようなメディア報道もありますが、そんなことはありません。
水道料金を値上げするには、市議会の同意が必要です。
市民の暮らしや事業者の営業に大きく影響する料金値上げについて議論を尽くずに、当局提案に議会が同意することはあってはなりません。
46人の岡山市議が、この問題について議論し、賛否など態度を定めるのはこれからです。
多くの市民の世論が「値上げやめて」となれば、市民の代表として選ばれた市議がそれを無視することはできません。
もともと、岡山市の水道事業の「赤字」にはカラクリがあります。
*無駄な苫田ダムの水に毎年21億円支出
*市の一般会計からの繰り入れをしようとしない(制度上可能)
市民生活を守り、水道事業を持続させていくために、岡山市が手を付けていないこと、やるべきことはまだ残されています。
これらをせずに市民に負担増を押し付けることは許せません。
党市議団は、昨年末に水道料金値上げ問題を市民にお知らせするニュースをつくり、値上げストップの署名運動も始めています。
「水道料金値上げストップ」の声を大きく広げていきましょう。