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6月29日は、「岡山市平和の日」です。
これは、太平洋戦争末期の1945(昭和20)年のこの日が、岡山市中心部が大規模な空襲を受けて多くの市民が被災した日であることを踏まえ、1989(平成元)年に市が制定したものです。
岡山市としての平和の理念は、その4年前に制定された「岡山市平和都市宣言」に込められています。
全文は次の通りです。
真の恒久平和を実現することは、戦災で多くの尊い人命を失い、街を焦土と化した岡山市民のみならず、人類共通の念願である。
しかるに、核軍備の拡張は、依然として行われ、世界の平和と安全、人類の生存に深刻な脅威をもたらしている。
我が国は、世界唯一の核被爆国として、核兵器の廃絶を世界の人々に強く訴え、この地球上に広島、長崎の惨禍を再び繰り返させてはならない。
岡山市民は、日本国憲法の恒久平和の理念に基づき、すべての国のあらゆる核兵器が完全に廃絶されることを願い、平和で幸せな岡山市を築くため、不断の努力を続けることを誓い、ここに岡山市は平和都市を宣言する。
昭和60年6月25日 岡山市
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000012503.html
岡山市の平和都市宣言を、一度声に出して(または胸の内で)読んでみませんか。
そして、あなたの平和への思いを再確認してみませんか。
明日は、岡山市主催の戦没者追悼式が執り行われます。
また、さまざまな団体や個人が多様な形で、鎮魂の祈りを捧げ、平和への誓いを新たにする企画を行います。
そのうちのいくつかを画像でご紹介します。