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11月30日に11月定例岡山市議会が開会しました。
この議会で焦点となる水道料金値上げや新アリーナの問題、市議団の予算要求のことなどをお伝えする「岡山市政ニュース速報版№295」を発行しました。
ご感想など、ぜひお聞かせください。
30日に始まった11月定例岡山市議会に、市は水道料金値上げ議案を出しました。最初の2年間は15.7%、その後の6年間は20.0%値上げするもので、一般的な家庭は12.4%、15.9%と少し抑えられています。老朽化や耐震化の費用が今後不足するためです。
市は5月には25.3%の値上げ案を示していましたが、議会での議論や市民の運動などが反映して、値上げ幅を圧縮しました。ただし、借金を増やして後年度に負担を先送り、今後8年間で全体の職員数を15人減らすなど、そのやり方には問題があります。
市民団体「岡山市の水道料金を考える会」の皆さんは、市民や事業者が苦境の時に値上げしないでほしいと、値上げストップを求める署名をこれまでに1万4千筆あまり市長あてに提出し、議会にも陳情を出しています。
水道インフラの整備は、市民全体のこととして税金でやるべきであり、また、苫田ダム受水費など水道財政にはまだ正すべきムダがあります。党市議団は、水道料金値上げ中止をめざして力を尽くします。 (市議団4人の一般質問や議会の日程など、裏面をご覧ください)
市は、トップスポーツチームなどが使うための新アリーナをつくるとして、11月28日の市議会委員会に本体整備118億円と周辺整備27億円の計145億円となる基本計画素案を示しました。昨年の基礎調査では81億円で、1.8倍に膨れ上がっています。
路面電車の岡山駅前広場乗入も事業費の大幅増額が9月に発覚したばかりです。市民には水道料金値上げなどの負担増を押し付ける一方で、大型事業はいくら費用が膨れても何としても進めるという市の姿勢は、極めて問題ありです。
党市議団は29日、「2024年度岡山市予算編成要求書」を提出し、大森雅夫市長、三宅泰司教育長と懇談しました。要求書は全384項目で、市の来年度予算編成にあたっては、大型事業を見直し、市民の暮らしを守るための施策や事業を進めるよう求めています。全文は、市議団ホームページでご覧いただけます。( https://okjcp.jp/policy/8513 )
介護保険/地域共生/障害福祉/在宅医療/食育/健康/歯科保健/50戸連たん など
https://www.city.okayama.jp/shisei/category/4-21-1-0-0-0-0-0-0-0.html