議会質問・ニュース

【発行物】 岡山市政ニュース 速報版№296
[ 12月15日 ]

 

 

 

 

市政ニュース速報版231215(№296)

231215ガザ決議


(※12/17追記 全議案数を修正、ガザ決議の画像とPDFデータを追加)

23年11月議会で党市議団は、全59議案中4件に反対し、やどめ和子議員(写真左)が討論しました。

陳情では、地方自治の観点から米軍辺野古基地建設で代執行しないよう国に求めるものをはじめとする9件の採択を求める等の討論を、田中のぞみ議員(写真右)が行いました。

「ガザ地区における平和の実現を早期に求める決議」が、全会一致で採択されました。

補正予算で、学校給食の燃料費1.9億円を市負担とする等、いくつかの経済支援策が決まりました。

 

11月議会閉会 水道料金値上げ決められる

24年4月からの水道料金値上げ議案が、賛成多数で可決されました。反対したのは、党市議団と会派みらいえの内4人の計8人でした。

市や値上げ賛成議員は、「独立採算制」だから耐震化などの費用は水道料金でと言いますが、市民の99.9%以上が使う水道事業はもっとも公共性の高い事業の1つであり、その耐震化等に税金を投入することは、考え方としては当然です。一方で、必要がないのに毎年21億円払い続けている苫田ダム・広域企業団への受水費のムダ遣いを放置し、市民にばかり負担を押し付けるやり方は許せません。

党市議団が、市民団体の陳情も示しながら、物価高騰に苦しむ市民や事業者、水道値上げを窓口料金に転嫁できない医療・介護・福祉関係者などの切実な声を紹介し、配慮を求めましたが、市は「公平性の観点から使用量に応じた負担を求めるのが当然」として、助成制度などの創設を拒否しました。

アリーナ 145億円に激増

市は、新アリーナ(屋内競技場)建設を目指すとして、基本計画の素案を示しました。財界が公設民営での整備を求めているもので、トップスポーツチームが使うことを主眼に置いています。事業費は、本体の118億円とペデストリアンデッキ(空中通路)の整備27億円を合わせて145億円です。昨年の基本構想段階では約80億円だったので、2倍近くに膨れ上がっています。

全国的には民設民営の類似施設はいくつもあります。整備地として想定されている北長瀬の市有地を無償貸与することでも十分な支援であり、税金投入には反対です。