岡山市議会は９日から常任委員会が始まりました。

この日の委員会で採決が行われた陳情のうち、岡山市議会に対して選択的夫婦別姓の法制化に反対する意見書を出すよう求める陳情は、保健福祉・協働委員会で審議され、採決の結果、４対４の可否同数となり、委員長裁決で不採択となりました。

今後、１５日の本会議（閉会日）に委員会での結果が報告され、あらためて全議員による採決が行われて、岡山市議会としての意思が決することになります。

それぞれの議員の所属会派内では、態度がまとまっていないところもある模様で、委員会での結論とは逆に賛成が多数となる可能性もあります。

日本共産党岡山市議団は、東つよし議員が、時代錯誤もはなはだしい、個人一人一人の尊厳を大切にする社会づくりを岡山市議会としてもめざすべきとして、陳情に反対しました。

 

委員会での採決に対するそれぞれの議員の態度は、次の通りです。

「陳情第６号　選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について」

賛成の議員・・和氣健（自民党市議団）、山田正幸（自民党市議団）、東原透（自民党政隆会）、小川信幸（自民党政和会）

反対の議員・・東毅(日本共産党)、羽場頼三郎（市民ネット）、竹之内則夫（公明党）、高橋雄大（おかやま創政会）

※委員長＝林敏宏（公明党）

敬称略、順不同、カッコ内は会派名の略称

 

岡山市議会の議員、会派、委員会などの名簿は、こちらから見ることができます↓

https://www.city.okayama.jp/gikai/index.html

 

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