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2022年度の国民健康保険料(国保)が今年度と同じに据え置かれる見通しとなりました。
市は、コロナの感染拡大の先が見えずオミクロン株が急拡大していること、国保加入者には自営業者やフリーランスなどコロナ禍の影響を受けやすい方が多いことなどから、31億円の市国保基金を約2億円取り崩して据え置く案をまとめました。決まれば2020年度から3年連続です。党市議団の勉強会で当局が明らかにしました。
2022年度からは、国の制度変更で就学前児の均等割分が半分に減るため、就学前児のいる世帯では、保険料が下がります。また、賦課限度額の変更で保険料の上限は引き上げられます。
国保運営協議会は会議を開かず書面議決に切り替えており、市は委員からの意見を取りまとめ中です。委員からの異論がなければ据え置き案を18日からの市議会に提案し、関連議案が可決されれば正式に決定します。
岡山市の国保料を払える額に引き下げてという国保引き下げ署名は、岡山市社会保障推進協議会(市社保協、和田博知会長)が長年取り組んでいます。市社保協の皆さんは、2日に今年第1弾となる8131筆を市に提出しました。
ハガキ署名の「市長に一言」欄の100以上の書き込みには、「国保料が高くて困っている」「自営業のため国保料の値下げをお願いします!!」「国保料を高校生まで無料に」「サラリーマンと同じ位にして」「年金生活者にとって現行保険料はきつい」などの切実な声があふれています。
党市議団は、市の対応を評価しつつ、「払える国保料への引下げ」こそ求められていると、2月議会でも市民の生活実態や声を取り上げて強く迫っていきます。
社保協のみなさんが7703筆を提出(前回と計8013筆)。
市は、子ども医療費助成制度の拡充案を6月をめどに取りまとめる予定。