市議団ブログ

「入学準備金 間に合うように支給して」 市民団体のみなさんが申し入れ
[ 02月18日 ]

 

 

小学校や中学校に入学する際に購入しなければならない学用品や制服などは、一度に数万円かかります。経済的に苦しい世帯にこの費用を支援する就学援助制度の「入学準備金」を、実際の購入日より前に支給することなどを求めて市民団体の皆さんが18日、岡山市教育委員会に申し入れをしました。

市議団の河田正一、林じゅん議員が同席し、購入費用をつくるのに苦しい思いをしている家庭の実態や、市教委の説明などをうかがいました。

岡山市ではこれまで、「入学準備金」を入学したはるか後に支給していましたが、国の財政措置拡充や全国の流れをうけて、この4月の新入学生から入学前に支給することを決めていました。しかしこの実際の支給が年度末ギリギリの3/22~25になるとのことで、小学校では2月、中学校でも3/19に物品購入があり、支給が間に合いません。

市議団は入学準備金の前倒し支給を長年求めてきて、今回の改善を喜んでいましたが、実際の購入時に間に合わないという実態を知り、今からでも中学校の購入日には間に合わせられるのではないか、来年以降についても改善すべきと、2月議会での議会質問や様々な場で、求めていくことにしています。