市議団ブログ

ヤッタネ! 受動喫煙の防止と啓発を願う陳情 委員会全会一致で採択
[ 03月12日 ]

 

3月12日の岡山市議会保健福祉委員会で、受動喫煙を防止する取り組みなどを求める陳情が、全会一致で採択されました。

この後、15日の本会議閉会日であらためて全議員で採決を行いますが、そこでも採択される見込みです。

市内のがん患者や家族などでつくる会のみなさんが議会に出していた陳情で、同趣旨のものとあわせて数年がかりでの採択です。日本共産党市議団は一貫して陳情の採択を求めてきました。今回の陳情採択を心からうれしく思います。

 

陳情では、市議会と市に対して次のことを求めています。

1 国や県のがん対策推進計画を踏まえ、岡山市としても受動喫煙の防止について先進的な取り組みをしてください。

2 駅前広場の喫煙場所は、通行人が多い横断歩道、地下通路入口およびバス停留所の近くにあり、通行人への受動喫煙の影響が懸念される残念な状況です。通行人への影響が少ないところへ移動するか、完全分煙にするなどの配慮をしてください。

陳情が採択されたら、市は陳情の内容に沿った取り組みについて議会に定期的に報告することになり、議会も議会の総意として採択した内容に沿った施策の提言などをすすめていくことになります。

 

受動喫煙により、1年間にがんなどで死亡する人は推計1万5千人という国の研究があり、タバコが原因による治療費は1兆4900億円ともいわれています。

望まない受動喫煙をなくして市民の健康を守るために、これから具体的な取り組みを進めていかなければなりません。