市議団ブログ

「(学校給食費の)保護者負担を減らせるよう努力する」市長が明言
[ 12月05日 ]

 

 

12月5日の岡山市議会一般質問で、やどめ和子議員が学校給食の無償化を求めたのに対して、大森雅夫市長が子育て世帯の負担を何らかの形で軽減したいとの考えを示しました。

やどめ議員は、岡山市の学校給食費が政令市の中で高い方であることや、市が行った子育てに関するアンケートで経済的な負担の軽減を求める声が増えていることなどを資料で示して、学校給食費無償化について市の考えをただしました。

これに対して市長は、完全無償化は多額の財源が毎年必要であり国で対応すべきとの考えを示したうえで、「この前、学校給食の無償化を求める方々とお会いいたしました。特に今の物価高騰での切実感っていうのは私も感じたところであります」「やっぱり保護者負担をどうやって減らしていくかっていうことは、我々やっぱり真摯に考えていかなきゃならないんじゃないかと思っています」と答えました。

 

またやどめ議員は、政令市では岡山市だけが保護者負担としている燃料費についても、恒久的に市負担とするよう求めました。

これに対して三宅泰司教育長が、「燃料費の公費負担を含め、今後の負担軽減対策をしっかりと検討してまいります」と答えました。

 

12月2日には保護者や有志の皆さんが、岡山市の学校給食の無償化と質の向上を求める1万筆以上の署名を市長に提出しました。

市民の切実な願いが市に届き、市を動かしつつあることが、今日の市長や教育長の答弁から伝わってきました。

学校給食の質を維持・向上させながら、負担軽減や無償化に向けた予算確保をめざして、市議団も引き続き力を入れて取り組んでいきます。

 

(やどめ議員の質問原稿と資料は別記事でアップするのでご覧ください。この質問に関する答弁も後日アップする予定なのでしばらくお待ちください)