市議団ブログ

柳樹河開拓団のあゆみ、中国帰国者の暮らしなど 写真と資料展 4/17まで
[ 04月15日 ]

 

 

岡山市役所1階市民ホールで、「岡山県下最大の柳樹河開拓団写真と資料展」と題するイベントが開かれています。

毎年この時期に行われている展示会で、16回目となる今回は、岡山県から満州に行った開拓団の歩みや、中国から帰国して岡山で生活している方々の様子などを写真と資料で見ることができます。

第二次世界大戦・太平洋戦争が始まる前、中国の東北部「満州」に多くの日本人が行きました。

そこで農業をし、まちをつくり、生活をしていました。

それは、中国の人たちの土地を奪い生活を圧迫することでもありました。

彼らは、敗戦によって、日本への帰国を目指しましたが、少なくない人が道中で命を落としました。また、さまざまな事情で現地に取り残された子どもや女性も多くいました。

どこでどんなことがあったのか、手紙やさまざまな記録を読むと、当時の様子がリアルに想像できます。

日本に帰国を果たせた方々が、言葉に苦労し、生活に苦労してきた様子も、日本語教室や交流イベント、中国帰国者を想定した介護施設などの写真からうかがい知ることができます。

市内で定期的に開かれている太極拳の講座も紹介されています。

展示は17日(金)まで行っています。

岡山市役所にお立ち寄りの際は、ぜひご覧になってください。

◎4/15(火)10~17時、4/16(水)9~17時、4/17(木)9~16時

◎主催 日中友好協会岡山支部(真田さん)