サイト内検索
サイト内検索
市議団控室に立ち寄られた市内で印刷会社経営の方に、「新型コロナ関連で、最近の様子はいかがですか?」と声をかけると、ふだんはおちついたしゃべりをするその方から、堰を切ったように一気にたくさんのお話が噴き出しました。
「催し物が相次いで中止になって、チラシ等の印刷の仕事がものすごく減った」
「団体の総会や大規模集会なども、今後中止になるのだろうか。今後の見通しが持てないことで一層苦しい。明確な指針を示してほしい」
「同業他社の中には、旅行などの中止で旅行会社のパンフ印刷などの仕事が全部吹っ飛んで、とんでもないことになっているところもある」
「小さい会社で自転車操業なので、一度仕事がなくなると、持たない」
「事態が起こった時、従業員の休業の基準や補償のことをまっさきに調べた」
「商品券という案は、ダメ。印刷などの手間と時間が余計にかかるばかり」
「現金給付はありがたいが、先の見えない現状では一時しのぎにしかならない」
「いま実施されている支援策は、融資などだが、いずれは返さないといけないので、ちゅうちょする」
「一番望むのは、税や社会保険料などの減免。仕事があろうがなかろうが払わなければならない負担を軽くしてほしい。猶予ではなく思い切って減免で」
お父様から事業を引き継がれ、従業員6人の小さな会社を必死に支えてきた方です。今の苦しさや、先々への不安に押しつぶされそうになりながら、従業員や取引先への責任をはたそうと奮闘しておられます。
この声、この思いに政治が応えなければならない。あらためて、そう強く決意しました。
政府や行政は、税などの納付の猶予(期限の延長)や低利・無利子・簡素な手続きでの融資(借金)を支援策として発表しています。それだけでは十分ではないということが、今日聞いたお話からもよく分かります。
ここ数日ではほかにも、皆さんのお困りごとやご相談が市議団にも多く寄せられています。
メールでも、感染が心配で学校に子どもを行かせるのが不安という保護者の方からのご相談があり、文教担当の菅原おさむ議員が教育委員会の方から詳しい事情を聞きとるなどもしています。
引き続き、皆さんの悩みや困りごとの実情をお聞かせください。市をはじめとする関係機関に声を届けます。また、私たちの政策提言にも反映させていきます。
日本共産党岡山市議団
〒700-8544 岡山市北区大供1-1-1
電話 086-803-1707(平日8:30~17:15)
ファックス 086-234-9388
メール kyousantou_shigidan@city.okayama.jp