2018年11月定例岡山市議会は今日12日で個人質問を終え、明日13日には6つの常任委員会を開いて、今議会に出されている議案や陳情を審査して採決します。

総額が約54億円の補正予算は、表町三丁目にできる予定の再開発ビル内の芸術創造劇場（仮称）部分を取得する費用約235億円（うち205億円分は来年度以降の支払いを確約する「債務負担」）や、幼稚園や小中学校に冷房を整備する関係費用約20億86百万円、岡南焼却場を玉野市・久米南町との共同で再整備する計画の調査費用などの債務負担や豪雨災害対策などが含まれています。豪雨災害関連には、り災証明や各種支援制度を申請していない方を訪問する事業や、住宅の応急修理、町内会に貸与する運べるポンプの購入費用などが含まれています。またこれとは別に、人事院勧告を受けて改定した市職員の給与に関する補正予算もあります。

予算以外では、市営住宅で連帯保証人と敷金を不要とする条例改正（国の制度変更による）、富吉新斎場（岡山北斎場）の工事契約などがあります。

陳情では、公園や路上での喫煙禁止を求めるものや精神障害者の医療費助成を求めるものなどが、今議会に提出されています。路面電車駅前乗り入れに関するものなど前議会から継続となっている陳情もあわせて審議されます。

 

常任委員会は午前10時スタートで、傍聴を希望される場合は、1時間前の午前9時から受け付け開始です。

岡山市議会の場合、委員会はインターネット中継も議事録の公開もないので、審議の様子を詳しく知るには、実際に傍聴するしかありません。

関心のある委員会や議題があれば、ぜひ傍聴においでください。

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