市議団ブログ

「保育園落ちた」何とかして、市長さん 保護者のみなさんが申し入れ
[ 02月18日 ]

 

岡山市の「保育園落ちた」問題で18日、市内で子育てしている保護者親子の皆さんが大森雅夫岡山市長に会い、実情を伝え保育園の充実などを求めて懇談しました。

日本共産党岡山市議団の竹永みつえ、田中のぞみ、東つよし議員が同席しました。

 

保護者の皆さんからは、

「何とか入れたけれど、第5候補くらいで、勤務先より向こうの保育園に決まり、毎日大変」

「4月生まれだから何とか入れたけれど、ちょっとずれて3月だったら入れなかったかもしれない」

「友達には落ちた人が多いので、保育園と保育士さんをもっと増やしてほしい」

などの切実な声が出されました。

また、

「この状況なのに、保育園を民営化するというのは、なぜなんでしょうか」という素直な質問も出ていました。

 

大森市長からは、「この数年、保育園を増やしてきて、受け皿全体としては希望を上回る見通しがたった」「保育士の処遇改善も、新年度予算で奨学金返済や家賃への支援を行う」などの話がありました。

 

市議団には、深刻なご相談や実情が寄せられていますし、インターネット上でも悲痛な声があふれています。岡山市の認識に保護者の皆さんとの温度差がないのか、子どもたちが安心して育つことのできる環境を行政としてどう保障するのか、2月議会でも大きなテーマになるのは間違いありません。