議会質問・ニュース

【発行物】 岡山市政ニュース 速報版№311
[ 09月16日 ]

 


9月議会閉会 後期高齢者の負担増に反対

 岡山市議会9月定例会は、補正予算など33件の議案を可決し、国に教育予算拡充などを求める陳情1件を採択して閉会しました。

 「子ども・子育て支援金」を医療保険料に上乗せ徴収する制度が、26年4月から始まります。後期高齢者医療の負担を増やすシステム改修予算に対しては、党市議団など8人が反対しました。

 やどめ和子議員は反対討論で、集めた「支援金」の主な使い道である児童手当の財源について、国が制度創設のどさくさにまぎれて国庫負担割合を大幅に減らしたことを指摘し、子育て支援は重要だが、それを名目に国民負担を増やし、世代間を分断させるやり方は根本的に間違っていると厳しく批判しました。子育て支援の財源は、増え続ける軍事予算や大企業優遇の税制を見直してつくり出すべきです。

賛否の分かれた議案

後期高齢者医療保険料に「子ども・子育て支援金」を上乗せするシステム改修予算

賛成・・自民、公明、創政、懐かしい未来、おかやま未来プロジェクト

反対・・共産、みらいえ、維新

結果=可決

 一般会計の補正予算は、福祉事業者や学校給食などの食材費高騰分を一部補助するほか、路線バス・路面電車の運賃無料デー実施、林野火災を受けて消防装備品を拡充などの内容です。全市立中学校の体育館にエアコンを2027年度夏前までに設置するための予算枠の確保も盛り込まれました。

暮らし守る市政へ転換のチャンス 市長選・中区市議補選10/5投票

 大森市長の3期目最後の定例議会が終わりました。大森市長は、120億円以上に膨れ上がっている路面電車の駅前乗入や、新アリーナには経済界言いなりで前のめりといった姿勢に見られるように、大型事業と中心部偏重を続けてきました。一方で、物価高騰のさなかでも水道料金や国保料の値上げなど、市民には負担を押し付けてきました。

 暮らしを守る市政に転換させるため、私たちの願いを託せる市長と市議の誕生に力を合わせましょう。

 

◆決算特別委員会(2024年度決算審査)

10/14代表質疑(東つよし議員が午後予定) 15分科会(概要説明) 24~28分科会(審査) 31意見表明・表決 ※最終的に11/28本会議で採決

 

◆2025年11月定例会

11/19請願・陳情締切 26議会運営委 11/28開会 12/4~5代表質問 8~11一般質問 12常任委 16議会運営委 17本会議