議会質問・ニュース

【発行物】 岡山市政ニュース 速報版№294
[ 10月13日 ]

市政ニュース速報版231013(№294)

 

10月13日に23年9月定例岡山市議会が閉会しました。

この日は、「核兵器禁止条約を批准できる環境を整備することを求める意見書」を全会一致で採択するという画期的な出来事がありました。

9月議会では、決算審査のやり方が去年までと大きく変わり、時間制限によって十分な審議を尽くせなかったと私たちは考えています。

こうしたことをお伝えする。「岡山市政ニュース№294」を発行しました。

ご感想など、ぜひお聞かせください。


核兵器禁止条約 政府に行動求める意見書採択

13日の本会議で、岡山市議会として「核兵器禁止条約を批准できる環境を整備することを求める意見書」を全会一致で採択しました。意見書は、政府や国会に送られます。

意見書は広島・長崎の両市議会議長からの要請に対応したもので、政府に対して、今年11月開催予定の第2回締約国会議にオブザーバー参加することと、核兵器禁止条約を批准できる環境を整備することを強く求めています。

岡山市議会では、核兵器禁止条約の批准を日本政府に求める陳情が20年と22年に不採択にされていました。今回、批准を直接的に求めるものでないとはいえ、条約批准に向けて具体的な行動を取るよう政府に求める意見書が全議員の賛成で採択されたのは、画期的です。

党市議団は引き続き、政府の条約批准をめざしてがんばります。

 

発言時間制限はやめるべき

岡山市議会23年9月定例会は、2022年度の決算関連議案19件を認定・同意して閉会しました。党市議団はうち3件に反対し、東つよし議員が討論しました(右写真)。共産以外の会派・議員はすべて賛成でした。

今議会では初めて、会期中に決算特別委員会を設けて代表質疑と分科会審査を行いました。分科会では、これまで時間制限のなかった議員の発言時間が1日20分までとされました。

他会派は「各会派に平等なやり方」「時間制限によって的を絞ったコンパクトな議論が出来た」などと言います。従来2~3日かかっていた審査を1日で終わらせた分科会(委員会)もありました。議員の発言時間切れで、そもそも審議できなかった案件が、ほとんどの分科会で発生しました。

市民の立場に立って税金の使い方をチェックする議会の役割を果たせたとは言えません。発言時間制限はやめるべきです。

 

11月議会の日程  

★請願・陳情締切11/21(火)

11/27議運委 11/30開会 12/6~11一般質問 12/12常任委 12/14議運委 12/15閉会