議会質問・ニュース

(発行物)市政ニュース速報版 №240(2019.03.05)
[ 03月05日 ]

【印刷用PDF】市政ニュース速報版190305(№240)

 

浅田裁判

「申し訳なく思う」 市長が初めて謝罪

2019年2月議会で大森雅夫岡山市長は、浅田達雄さんに対し「結果として福祉サービスが受けられない期間が生じたことに対しては、もう少し柔軟な対応ができたのではないかという思いはあり、申し訳なく思っております」と述べて謝罪しました。浅田さんへの謝罪や福祉行政の転換を求めた東つよし議員の個人質問(3/4)への答弁の中で述べたものです。
また、高齢障害者への今後の対応は、「福祉サービスが途切れることのないよう」にすると答弁しました。
サービス打ち切りから6年、裁判の5年間を経て、岡山市が初めて謝罪しました。
市議団は、どのような理由があろうとも行政が市民の命を奪うようなことをしてはいけないとの立場で、引き続き頑張ります。

 

◇「浅田裁判」とは◇
重度障害者の浅田達雄さんが65歳になった際に、介護保険を申請しなかったことだけを理由に、岡山市は障害福祉サービスをすべて打ち切りました。月249時間の支援をゼロにされて命の危機に瀕した浅田さんは市を訴え、昨年12月に浅田さん全面勝訴の高裁判決が確定しています。岡山での新たな「人間裁判」とも言える、人権上の大きな問題です。
市はこれまで、浅田さんに謝罪をせず、今後も全サービス打ち切りする可能性を否定していませんでした。

 

 

大森市長の答弁(抜粋)   ※全文は別記事に掲載
それでは答弁いたします。障害者福祉の浅田裁判の結果を受け止めて、5年にわたる負担をどう思うか、謝罪すべきではないかというこの2点について申し上げます。
(中略)
改めて今回の裁判結果を踏まえ、当時を振り返ってみると、結果として福祉サービスが受けられない期間が生じたことに対しては、もう少し柔軟な対応ができたのではないかという思いはあり、申し訳なく思っております。
今後も、障害福祉サービスを利用している障害者が65歳に達した場合は、介護保険サービスを利用するための理解を得るよう対応すると共に、福祉サービスが途切れることのないよう丁寧な対応に努めてまいります。以上です。