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今年は、国民健康保険(国保)、介護保険、後期高齢者医療の保険料が同時改定の年です。昨年11月市議会では4月からの水道料金が値上げされましたが、市民負担増を許すのかが焦点です。
岡山市は、2024年度の国保料を平均5,217円(1人当たり・年額)引き上げる方針を6日の国保運営協議会に示し、了承されました。2月議会で議案が可決されれば、確定します。
2018年度に国保制度が都道府県単位化され、「赤字補填目的の一般会計からの繰り入れをなくす」方針のもとで、市の国保財政は年々厳しくなっています。今回は収支不足が11.8億円で、6.6億円の国保基金取り崩しと5.2億円分の保険料値上げでまかなう内容です。
党市議団は、国の公的負担の後退が大きな要因であることから、国が国保財政への公的資金の投入を拡大するよう強く求めています。当面は、27.6億円ある国保基金を活用して値上げしないよう提起しています。なお、岡山市議会の請願・陳情締切は2/8です。
75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の県広域連合議会の会議が6日開かれ、保険料を2年続けて値上げする方針が示されました。値上げはすべての階層が対象です。値上げ議案は、20日の広域連合議会本会議で審議され、可決されれば確定します。
広域連合議会には「請願」を出すことが出来ます(締切2/13)。住民の声を届けましょう。
1人当たり平均保険料(年額)
22・23年度(現行) 72,442円
2024年度 77,875円(現行より5,433円↑)
2025年度 79,177円(現行より6,735円↑)
市は、1月22日の保健福祉政策審議会に2024年度から3年間の介護保険料を基金の取り崩しによって据え置く案を示し、了承されました。低所得層には若干の軽減措置があります。