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日本共産党 岡山市議団

2月議会終了 ②議案反対の理由など

12年03月21日

2月議会で、共産党市議団は82(追加提出、議員発議含む)の議案のうち、以下の8つに反対しました。

(甲第4号)平成24年度岡山市一般会計予算

(甲第13号)平成24年度岡山市駅元町地区市街地再開発事業特別会計予算

(甲第14号)平成24年度岡山市介護保険費特別会計予算

(甲第15号)平成24年度岡山市後期高齢者医療費特別会計予算

(甲第18号)平成24年度岡山市水道事業会計予算

(甲第21号)平成24年度岡山市下水道事業会計予算

(甲第27号)岡山市市税条例の一部を改正する条例

(甲第40号)岡山市介護保険条例の一部を改正する条例

種類で分けると、一般会計予算、特別会計予算(3件)、事業会計予算(2件)、条例改正(2件)です。

岡山市の来年度一般会計予算は、心身障害者やひとり親家庭の医療費軽減を拡大したり、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成、防災ガイドブック全戸配布をはじめ、市民のいのちと暮らしを守る前進面や、財政健全化に努力している面など、評価できる点も持っています。

しかし同時に、市民負担増や計画のずさんさなどのつけを市民に回すものも含まれており、全体として、反対せざるを得ません。

(一般会計予算で私たちが問題と考える点)

・本町や平和町の再開発ビルで、建築時に過大な税金投入をしたうえ、その分の回収をマンション購入者から行うというもの。

・市立病院の地方独立行政法人化は、職員に対する説明不足で合意形成ができておらず、独法化で議会のチェック機能の後退がみこまれ、「どんな人の命も救う」という“最後の砦”であり続けることが担保されておらず、移行決定は時期尚早。

・ごみ減量化の進捗分はごみ袋値下げなど市民に還元すべき。

・過大な水の受給計画を続けることで、将来的に市民負担増をよびこむ。

・光ファイバ事業関連予算は、当初の計画と目的が違ってきており、持ち出しに対する収入もわずかで問題。

・駅元再開発の特別会計について、特定業者優遇の問題や、保留床を市税で購入しまだ売却していないなど問題あり。

・介護保険料値上げは、当初案より値上げ幅を抑えているとはいえ、高齢者の厳しい暮らしを考えると賛成できない。

・後期高齢者医療費も値上げされる、本来即時廃止して元に戻すべきものであり、反対。

・学校給食の民間委託推進は、子どもの食の安全や教育よりコスト削減に重きを置いているのではないか。

・市税条例で、国の復校財源確保法に基づき、市民税に一律500円上乗せすることは、復興財源の集め方が間違っている。

などの理由です。

24.2月議会_議案反対討論(竹永)



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