市議団事務局(東田) 18年11月7日
今日(11/7)のしんぶん赤旗で、断水が続く山口県周防大島町の今の様子が報じられています。
大平よしのぶ前衆議院議員や河合喜代県議、砂田雅一町議らが、2リットルペットボトルの水約250本を届け、椎木巧町長や荒川政義議長らと懇談して要望をお聞きしたとのことです。
また、町民の方への聞き取り調査では、
・点在する集落ごとに水を運んでほしいという要望がある
・毎日、給水通いで足腰が痛い。お風呂に毎日は入れず、皿はラップを敷いて使っている。早く復旧してほしい
などの声が聞かれ、疲労が出ているとのことです。
市議団事務局(東田) 18年11月7日
今日(18/11/7)のしんぶん赤旗で、西日本豪雨で被災した方が仮設住宅に入居する際に支給される電化製品に、自治体で差があることが報じられています。
例えば、
・広島は、県が統一して、炊飯器・冷蔵庫・洗濯機・湯沸しポット・テレビ・扇風機
・倉敷市は炊飯器のみ
・総社市は冷蔵庫・洗濯機・テレビ
という状況です。
11月4日に岡山県災対連と共産党が共同運営している被災者支援センターが、真備町内の仮設団地で支援物資を配布した際に、聞き取りをしたところ、
「2階まで浸水し、家財道具はすべて廃棄した。冷蔵庫、電子レンジ、掃除機は友達からもらった。先行きが不安だ」
「市から毛布と炊飯器をもらったが、あとの家財道具は全部買って約100万円の出費。他県、他市では家電がもっと支給されているときく。格差があるのはおかしい」
「夏布団の支給だったので今は寒い。夏布団を重ねて震えている。(市が支給する)炊飯器もまだ届かない」
など、深刻な声が寄せられたとのことです。
おおもとには、災害救助法とその運用の不十分さがあります。災害救助法では、被災された方に仮設住宅の提供や生活必需品の支給を定めていますが、政府は、この「生活必需品」を炊飯器などに限定し、冷蔵庫や洗濯機などは除外しているのです。
自治体も動き始めています。広島、岡山、愛媛の3県は共同で政府に対し、提供する品目の拡大を求めています。
実は事務局員Tも11/4の支援物資配布に参加しました。実際にそこでお話をうかがったところ、やはり、実際に生活するうえで必要な家電や布団の確保に、みなさん苦労されている様子でした。また、これから寒くなるので暖房器具も必要とのお話をうかがいました。
暖房器具についても、全国から貴重で大切な支援物資が寄せられており、それらは被災された方の役に立っていますが、本来は生活の実態にみあった物品の支給を、公費で行うべきです。
日本共産党も、被災された方が安心して暮らせる住まいと生活を確保する責任は国にあるとして、生活必需品の拡充を求めています。
市議団事務局(東田) 18年11月1日
昨日(2018/10/31)の参議院本会議での代表質問で日本共産党の山下芳生議員は、災害対策に関して、被災者生活再建支援制度の拡充と今後の防災対策の2点に絞って、政府の考えを質しました。
(生活再建支援金の拡充を)
山下議員は、東日本大震災から7年半たってもまだ5万7千人以上が避難生活を強いられていることを述べ、インフラ整備だけでなく、被災者の住宅と生業の再建こそが最重要と指摘しました。そして、被災者生活再建支援金を500万円に引き上げること、支援対象を半壊や一部損壊にも広げることを求めました。
答弁に立った安倍首相は、被災者生活再建支援制度については、財政負担などの課題があることを理由に「慎重に検討」として、拡充しない考えを示しました。
(被害を拡大させず、命を守るための防災対策を)
山下議員は、大阪のブロック塀倒壊死亡事故や、倉敷市真備町の堤防決壊で多数死者が出たことなどは、危険性が早くから指摘されていたにもかかわらず、危険を最小化する対策が取られてこなかったことを指摘し、原因とどうすれば命を守り抜くことができるのかに焦点をあてた検証を行って、防災対策のあり方を転換するよう求めました。
安倍首相は、ブロック塀のうち避難路に面するものについては、耐震診断の義務付けや撤去費用支援を検討していると述べました。小田川などについて抜本的な治水事業を集中的に実施して再発防止を図るとし、これらを盛り込んだ補正予算の早期成立への協力を求めました。
被災された方に寄り添って住宅と生業の再建に今まで以上の支援を、という願いはちょっとやそっとでは届きそうにありません。けれども、これで諦めるものでもありません。被災された方の思いを具体的に、何度も届けていき、多くの方々と連携もしながら、知恵を寄せ合って、施策の拡充を国でも県市でも求めていきます。
●山下議員の代表質問と答弁の全体像はこちら
安倍政治 根本からただす 山下副委員長が代表質問(しんぶん赤旗18/11/1)
●質問の動画はこちら(山下議員の質疑は1:54:10頃~2:32:25頃)
参議院インターネット中継
市議団事務局(東田) 18年10月26日
4年ぶりに開かれる「第33回岡山赤旗まつり」。
★大規模な自然災害が相次ぐ今年、記念講演の仁比そうへい参議院議員は、被災現地で、国会で、被災者の生活再建に奮闘してきました。弁護士議員として9条改悪を許さない決意や、これからの市民と野党の共闘の発展と展望など、縦横に語ります。
★すみより聡美参院選挙区候補や、来春の県・市議選の候補者も勢ぞろいしてお訴え。
★笠岡応神太鼓、立石おじさんの昔話、フリーダムの演奏、美術展など文化プログラム盛りだくさん。
★将棋の菅井竜也7段や囲碁の佐田篤史3段が指導・対局してくれる囲碁将棋コーナー。
★県内各地の物産展
★豪雨災害救援写真展
などなど、たくさんの企画があります。
ぜひおいでください。
- おすすめ , お知らせ・ご案内 , くらし・平和・防災 , しんぶん赤旗 , まちづくり・交通・文化 , 医療・介護・福祉 , 市民運動 , 教育・保育・子育て , 環境・産廃・斎場 , 男女共同参画・性的多様性 , 経済・雇用・農業 , 西日本豪雨災害(2018年7月)
市議団事務局(東田) 18年10月5日
◆日時 2018年10月28日(日)10:00~15:00
◆場所 サウスヴィレッジ芝生広場(岡山市南区片岡2468)
◆参加 無料(模擬店などの販売は有料)
◆おすすめ
◎県内各地の物産模擬店
◎笠岡応神太鼓、備中神楽、立石おじさんの昔話(立石憲利岡山民俗学会名誉理事長)など
◎仁比そうへい参議院議員の記念講演
◎将棋(菅井竜也7段)、囲碁(佐田篤史3段)指導・対局
◎地方選、参院選候補紹介・あいさつ
などなど
市議団事務局(東田) 18年09月21日
子どもの頃は、釣りに熱中していた時期もあったなあと思い出しました。
竿の手入れを一生懸命したり、リールの動きやすさを確かめたり、糸や重りをいろいろ選びながら仕掛けを作ったり。
拙いながらに釣ってきたハゼやカレイ(ごくたまに!)を、母親が料理してくれていたのも思い出しました。
記事を書かれたのは岡山の方のようで、時々釣りの記事を拝見しています。今回、「一竿」というペンネームに込めた思いがわかるような文章で、面白く読みました。
いつの間にか、釣りへの熱意が冷めていましたが、通勤の行き帰りには釣具屋さんがあるし、ちょっとまた考えてみようかとモヤモヤ。
また飽きるかもしれないけれど、何かを始めてみたい気がする秋の夕暮れです。
市議団事務局(東田) 18年09月13日
9/13の議会質問で東つよし議員も紹介したのがこのイラスト。制作されたのは、防災科学技術研究所で特別研究員をしておられる島崎敢さんです。
島崎さんは、できるだけ多くの人に知ってもらいたいと、インターネット上で公開し、どなたでもご自由にお使いくださいと呼びかけています。
「通学路の危険チェックイラスト公開」サイトはこちら↓
通学路の危険チェックイラスト公開
アドレスは http:// shimazakikan.com/wp/blockwall/ (アドレスコピーして貼り付ける場合は、「http://」の後の空白を詰めてください)
サイト内には、「ちかづかないほうがよいかべ」として、危険なブロック塀が一目でわかるイラストが載っています。
また、小さな子どもや外国人でもわかるよう「やさしいにほんご」で、どんなことに注意したらよいか書かれています。
ぜひ一度ご覧になってみてください。
市議団事務局(東田) 18年09月6日
西日本豪雨災害の被害から生活や生業、地域を再建していくために、活用できる情報や制度、改善の方向性をQ&A方式で紹介している記事があります。その、「しんぶん赤旗」で連載中の記事がこのほど、冊子にまとめられました。
冊子のダウンロードはこちらから(日本共産党HP)
支援制度のわかりにくい説明に困っていたり、手間のかかる手続きに利用をあきらめてしまったりしている方にも情報を届けたい!
ぜひ、周りの方に広げてください。
(内容)
Q1 避難所の生活改善のために通知が出されていますがどのような内容ですか?
Q2 被害認定の基準はどのような運用になっていますか?
Q3 応急仮設住宅に入居できる基準はどのようなものですか?
Q4 日常生活の障害になっているがれきや土砂の撤去について、公費でできると聞きましたが?
Q5 中小業者が使える制度はどのようなものがありますか?
Q6 農業への支援策はどのようなものがありますか?
Q7 自治体が独自に行っている支援もあると聞きましたが?
Q8 「被災ローン減免制度」があると聞きましたが?