2014.9.26 市政ニュース速報版 №184
市議団事務局(東田) 14年09月26日
~9月議会閉会、岡山市議団は5人全員登壇~ 学童保育基準案に付帯決議“設備の向上を”
岡山市議会は9/26(金)に本会議を開き、59件の委員会付託議案、6件の陳情、1件の議員提案議案、人事案などをすべて可決して閉会しました。
林じゅん市議は、6件の議案に反対する討論を行いました。
東つよし市議は、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を求める陳情を採択すべきと討論を行いました。陳情は、反対多数で不採択となりました。(反対:自民、公明、新風、明政の一部)
中区への図書館の早期建設を求める陳情は、賛成多数で採択されました。(反対:自民、明政)
~防犯カメラの責任は町内会で大丈夫?~
林市議は、防犯カメラ設置予算について、「一定のニーズはあるが、今回の市の案では、町内会等が管理責任やトラブルのリスクを全面的に負うことになる。ルール整備がないままでは、安心して設置運用ができない」と述べました。
また、子ども子育て支援新制度や保育園にかかわる条例案について、子どもの安全性などを犠牲に規制緩和を進めるものだと、中身を明らかにして反対しました。
~議会が行政のチェック機能を果たすために尽力~
防犯カメラの問題では、総務委員会としても当局に対し、「住民がリスク管理などすべてに責任を負うことを、市は十分に説明すべき」と特に申し入れました。
学童保育の基準条例案では、保健福祉委員会の委員長でもある竹永みつえ市議の尽力で、学校の空き教室等の確保に努める趣旨の付帯決議が加えられました。
委員会審査を通じて、市の施策の問題点を明らかにし、改善を求める議会のチェック機能を果たすために党議員が奮闘しました。
(写真は、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を求める陳情の採決/起立が賛成)