議員の本分を尽くす ~決算審査~
市議団事務局(東田) 14年10月10日
岡山市では、来年度(2015年度)予算の編成に向けた動きが始まりました。同時に、前年度(2013年度)の決算に対する審査が行われています。議長を除く全議員が、3つの特別委員会(一般会計、特別会計、企業会計)に分かれて審議します。
団の5人の議員は、まず、分厚い決算書を読みこんで不明点をピックアップしたり、昨年度の決算委員会の議事録を取り寄せて論点を確認したりといった下調べを行いました。
そうして、個別の事業などについて詳しい内容や経年の変化などを明らかにする資料を、審議日の3日前までに担当課に請求します。
そうすると今度は、各課の担当者の方が来室して、資料請求の趣旨を確認したり説明したりで、ほとんど定例議会の時と変わらないくらい、おおわらわな毎日です。
市民の税金が、市民のために使われているのかどうかを、市民目線で厳しくチェックすることは市議会議員の本分です。決算特別委は、インターネットやテレビ中継もないし、テレビや新聞のニュースになることもあまりないけれど、地味でもとても大切な仕事です。
委員会の傍聴はどなたでもできます。一人一人の市議がきちんと勤めを果たしているか、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
各決算委員会の日程はこちら↓
http://www.city.okayama.jp/gikai/gikai_00032.html
(写真)分厚い決算資料 ※電池は単四(高さ約43ミリ)