景気“回復”は本当? 消費税再増税の決断近づく
市議団事務局(東田) 14年11月6日
下に載せている写真は、昨日(11/5)付の山陽新聞1面と、今日(11/6)付のしんぶん赤旗3面の記事です。
山陽新聞の記事では、11/4に政府の景気点検会合が初めて開かれ、参加者から、消費税の再増税について、景気の現状を見て賛否が分かれたことなどが報じられています。
しんぶん赤旗の記事は、「景気回復どころか“安倍不況”」という見出しで、市民の暮らしや営業の実情や経済指標から、アベノミクスで激しい消費の落ち込みがあり、消費税の再増税はありえないとの論陣を張っています。
一番下の写真は、しんぶん赤旗の記事の中のグラフで、消費税導入時(1989年)、5%への引き上げ時(1997年)、今年4月の8%への引き上げ時(2014年)のそれぞれの、増税前後で消費がどう落ち込んだかを比較したものです。
今回の8%への引き上げ後の落ち込みがもっとも激しく、その後も引き上げ前の水準まで改善していないことが分かります。
みなさんやみなさんの周りでは、“景気”の実感はいかがですか?