市長は市民病院をどうしたいのか
崎本とし子 08年05月13日
今日、市と大学病院の「連携を考える」という委員会の初会合があった。市長、大学長、各病院長、局長などのメンバ―。女性はゼロ、看護職ゼロで、医療・保健の連携を議論するという。
市民病院の市の字もない。(!?)この会は何を議論するのか、しないのか。
岡大病院から関係者5人のうち3人が忙しくて欠席されていた。市長は、「短期に結論は出ないかも…」と。森田大学病院長は、「医療現場の荒廃は深刻だ。公立病院の役割は重要。時間がない。…」と。
部会が設置されるらしいが、メンバ―も示されず、部会長には森田先生が決まって、1時間足らずで終了。
市民病院はもう50年になるコンクリ―トづくりで、老朽化が激しい。中国で大地震がおき、学校がつぶれたという。900人の子どもが生き埋めに…。市民病院の安全に責任をもつのは、開設者である市長だ。入院患者やスタッフの生命の責任者である自覚をもってほしい!!現地建てかえが困難なのは、まぎれもない事実である。改修での対応は無理だ。
市長は市民病院をどうしたいのか。私たちは、何より大切な生命を守るために、早期の建て替え充実が必要だと考えている。
6月議会の大きな争点になることは間違いない。