政務活動費の使途 ~例えば書籍の場合
市議団事務局(東田) 14年12月17日
その使途を厳しく自律し、しっかり市民のために使わないといけないお金、政務活動費。
政策活動の一環として、最近購入した書籍の1つです。
●「税金を払わない巨大企業」富岡幸雄著、文春新書、2014年9月
帯には「日本の 法人税は 本当に 高いのか?」として、驚くべき数字がならんでいます。
「ソフトバンク0.006% 純利益788億8500万円→納税額500万円」
「ユニクロ6.92%純利益756億5300万円→納税額52億3300万円」
岡山市民や岡山市の企業(99%は中小企業)がどのような税制のもとで経営しているか、岡山市の税収支のあり方、市としてどういう方向性を持つべきかなど、岡山市の経済財政政策を考えるために必要な視点を養える書籍だと思います。
著者あとがきはこういう書き出しから始まっています。
「本書は決して大企業バッシングではありません。大企業の巨大な利益からすれば、法定正味税率で納税しても、企業の屋台骨はゆるぎもしません。大企業を優遇するあまり、国民に過重な負担がかけられる歪んだ税制こそ、日本の将来を危うくすると私は懸念しているのです。」
今後も随時、共産党市議団の政務活動費の使途について、具体的にご紹介していきます。