政務活動費を十分に生かす活動を
市議団事務局(東田) 15年01月8日
昨今話題になっている政務活動費」。岡山市の場合は会派ごとに支給され、金額は議員1人当たり月額13万5千円です。
日本共産党岡山市議団は、13.5万×5人×12か月=810万円が年間の支給上限額です。
昨年度の使途内訳は以下の通りです。
1年間の活動の結果、810万円を使い切って返還額はゼロでした。
●構成比の大きい科目の主な使い方
広報費…団では、年4回の定例議会後に、団と5人の市議がそれぞれ議会報告のニュースを発行して、市民の皆さんにお届けしており、その作成・配布費用などです。
人件費…議員の政務調査活動の補助としてフルタイムの事務員を1名雇用しており、その人件費です。
事務所費…議員団控室のFAX通信代や事務用品代、議員の事務所賃料のうち半額分です。
資料購入費…新聞や書籍を購入し、情報収集や政策づくりの参考に使っています。
資料作成費…コピー機のリース料や月額使用料、用紙代などです。
調査研究費…H25年6月に横浜などへ子育て施策の視察・調査に行った費用、「若者働き方アンケート」で市内の若い世代の労働実態を把握しようとした調査の費用、通常のガソリン代の一部(半額)などです。
●そのほかの特徴的なこと
「広聴費」は市民の皆さんからのご意見やご要望をおききするものです。団の場合、「広聴費」としては、毎議会前に行っている「市民の意見を聴く会」の案内郵送等の経費を支出しています。その他、各議員が様々な場面でお話をうかがったり、控室に電話・FAX・メールなどでご意見を頂戴していますので、金額の小ささが広聴活動の規模とイコールということではありません。
「要請・陳情活動費」と「会議費」はいずれもゼロ円です。
前者は、「会派が要請及び陳情を行うために必要な経費」とされています。団としては国等への要望は市議会としてまとまって行うことや市がきちんと国に物申すことに力を入れており、この費目を使う機会はめったにないと考えられます。
後者は、「会派が各種会議を開催するため及び団体等が開催する意見交換への会派としての参加」の経費とされています。意見交換の機会は多々ありますし、団としては「お伝えする」=市政ニュースや市政報告会(広報費)、「お聴きする」=市民の意見を聴く会(広聴費)などを活用しています。建前をもうけて飲食パーティのようなことになってはよくないので、真に必要であることが自他ともに説明できる場合でなければ使途すべきでないと考えています。
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