住み続けられるまちづくりを~20年目の1・17に
市議団事務局(東田) 15年01月16日
1995年1月17日、日の出前の寒い時間帯でした。
阪神淡路大震災から明日で20年となります。
ここ数日さまざまな報道もあり、あらためて「当時」と「今」を考えている方も多いのではないでしょうか。
もっとも被害の大きかった地域は、いま、とてもきれいな住宅やオフィスが立ち並んでいます。
一方で、復興公営住宅には約4000世帯が入居。痛ましい孤独死が後を絶ちません。(12年61人、13年46人、14年40人)
当時の市長や知事が「復興の目玉に」と推進した神戸空港は、いま、採算性の悪化で地元自治体の大きな足かせになっています。
復興と称して巨大開発を推進した、被災者の生活再建は脇に置かれた。
端的に言ってしまえば、そういう「復興」施策だったのではないでしょうか。
岡山市は、市街中心部や各地域のまちづくりをこれからどうしていくか、本格的な議論が進んでいきます。
党市議団は、「そこに住んでいる人たちが安心して住み続けられる」ことをキーワードの一つにして、ビジョンを提起し、行政の施策をチェックしていきます。