市民の願いから出発する政策づくりを
市議団事務局(東田) 15年01月30日
市議団控室で執務していると、市民の方からのお電話や来室されてのご相談・ご要望を受けることがよくあります。
「怪我で休職中、給料がなくて所持金数十円」「道路が壊れていて危ない、早く直して欲しい」「知り合いの子どもがいじめられている、何とかして欲しい」など、時には命に関わるような内容もあり、議員や関係機関に連絡をとって対応することもあります。
ここ3ヶ月(11~1月)の受付件数は約100件でした。1日あたり1.7件程度受けている計算になります。
今日は、東区にお住まいの女性からお電話がありました。「ほかに聞いてくれるところがない」と地域での暮らしに関わる要望を、聞かせていただきました。
地域で困っていることを具体的に聞かせていただくと、地図や文書を見ているだけでは分からないことがとてもよく分かります。また、どうすればいいのかというアイディアをお持ちの場合はそのことも聞かせていただくと、とても勉強になります。
「議員や事務局は、自分たちの頭と足と手で政策を考え実現させていくのが仕事だ」。これ自体はその通りですが、政策やこちらの思いが先行するのではなく、市民の願いや思いを出発点に考えるのだということを、あらためて思いました。当たり前のはずのことですが、いつも意識していないと論をこねくっていつのまにか現実から浮いてしまうことになりかねません。
聞かせていただく方の立場やお気持ちは様々です。時には、急ぎの業務中に電話を受けて、やりくりに苦労することもあります。
教えていただくこと/自分で調べ考えることを両立させていくよう努力を重ねていきたいと思います。
(写真は、今日の地下食堂のメニュー「げたのかけ飯と白和え」、学校給食フェアのラストでした)