2月議会閉会 暮らし第一の予算を求めて河田市議が討論 ~市政ニュース速報版№195
市議団事務局(東田) 15年03月12日
2月議会閉会
暮らしを守る予算に ~河田正一市議が討論~
介護料値上げ、市民病院負担増、大型事業とムダ・・・
2015年2月定例岡山市議会は12日、新年度予算案など全97件の議案と1件の陳情を採択して閉会しました。日本共産党市議団は、くらし最優先の予算になっていないなどとして予算案など15件の議案に反対しました。継続審査の陳情は、市議の任期満了に伴いすべて廃案となりました。
河田正一市議は討論で、介護保険料を基準月額で640円値上げすることについて、消費税増税や物価高の一方で、年金支給の実質切り下げなど庶民の生活が厳しい中での市民負担増だとして反対しました。
個人質問などの時には意見を言っていた共産党以外の議員は、採決では市長提案にすべて賛成し、「オール与党」ぶりがはっきりしました。“市長の提案には何でも賛成”の議員ばかりの議会でよいのでしょうか。
(2015年2月議会で反対した主なもの)
・苫田ダム受水費や下水道光ファイバなどムダ遣い予算
・学校給食の民間委託を進める予算
・こども園利用料や新市民病院料金など市民負担増の予算や条例
・マイナンバー関連など市民監視のための予算
・住民無視の新斎場強行に関係する予算
決め方おかしい!?副市長人事
前任者の退職に伴う新副市長人事案が本会議最終日に提案され、採決の結果、賛成27対反対22で可決同意されました。
議会への正式な報告以前にマスコミ報道され、賛否が大きく分かれる状況となっていることから、共産党市議団は「人事案件は本来、全会一致が旨であり、賛否の割れるときには再調整し、出し直すべきだ」として、採決では反対しました。
市議団5名は、ひきつづき力を合わせて市民の願いを届け、全力を尽くします