解決へ知恵を出し合う ~南区飽浦無断開発問題
市議団事務局(東田) 15年03月20日
岡山市南区飽浦で、開発業者が県の保安林や個人の山林などを無断伐採している問題で、団の東つよし市議は20日、地権者のみなさんと一緒に当局と懇談しました。当局からは大月経済局長をはじめ、南区の課長や本庁の農林関係の担当者が参加しました。
現場は、山中にある業者所有の土地を開発するためと称して、そこに行くまでの他の所有者の土地を重機で通り、途中の谷あいに伐採した木や土砂などを投げ入れて、水路が場所によってはおおわれている状態です。ゲリラ豪雨などがあれば、下手の民家や工場に土石流災害が発生しかねない危険な状態になっています。
しかもこの業者は、およそ20年ほど前にも金光山で不法残土投棄問題を引き起こしたいわくつきの人物です。
懇談では、地権者のみなさんが、生々しい被害の実態を話し、「昨年の広島の土砂災害のようなことを起こすわけにはいかない。なんとかして解決を」と要望しました。南区の担当課でも現地を何度も見たり県に相談したりするなど懸命に動いてくれています。参加者は、図面や写真を見ながら、被害の回復や土砂災害防止などに向けてどんなことができるか熱心に相談しました。大月局長は、「境界確定を進め、次の手を相談していきましょう」と述べました。
団でも東つよし市議を先頭に、地権者の方々が困らないよう、災害を起こさせないよう、調査や相談もしながら引き続き取り組んでいきます。
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