政令市になるから産休は8週→6週!?・・・どさくさまぎれにひどいね市長さん
崎本とし子 08年08月19日
政令市になるんですから、職員の産前産後休暇を8週→6週にする・・・と高谷市長がいっているらしい。
市民には、ゴミ収集有料化で負担を増やし、少子化対策は必要といいながら、職員には産前産後の休暇を2週間短くするという。共働きで働きながら子育てするのは、たいへんだ。私も核家族で、3人の子を育ててきたからよくわかる。当時は6週間で産後6週間目から職場に復帰した。母乳を搾りながら、あるときは授乳に院内保育園まで走っていったものだ。
もっと産前産後休暇が長ければいいのに・・・と思った。女性たちは、すこしづつ闘ってその期間を延長させてきた。そして、ようやく育休がとれるようになってきたのだ。男性の育休取得者はまだまだ少数である。
なのにこの時期に、政令市になるから産休を短くすると市長さんはおっしゃっているのである。私は、22年議員をさせていただいてきたが、少子化対策を口にしながら、産休を短くするなどという市長にお目にかかったことはない。時代が分かっていない市長は、到底容認できない。
今、市役所で働く職員は、声を上げ闘っている。
私は働きながら子育てをしてきたものの一人として、また男女共同参画政策を推進してきたものの一人として、心からこの闘いを応援したい。市長は間違っている。
政令市になることと、働く条件は別物である。市のことは、市が判断すべきである・・・と総務省も言っているではないか!!