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日本共産党 岡山市議団

初めての「総合教育会議」

15年05月8日

5月8日の午後、市役所内で初めての岡山市総合教育会議が開かれました。

教育長を含む5人の教育委員と市長がメンバーで、事務局として教育委員会事務局とともに市長部局である総務局が就いていました。

約1時間20分ほどの議論は、会議の招集権者であるとして大森市長が進行役をつとめ、要所要所で自身の意見や質問をはさみながら、議論を進めていました。

配布された資料は、岡山市の子どもや学校の現状を示すデータなどです。

議論では、子どもの学力や問題行動、教員の多忙さなどについて、メンバーそれぞれから問題意識が出されました。

また、地域協働学校のなど取り組みの評価や、総合教育会議になったことで、教育委員会のときには「超えられないカベ」だった予算措置を伴う議論もできるのではないかという期待感が示されました。

会議のまとめで市長から、次回以降の進め方として4つの検討点が出され、次の会議で議論されることになりました。

・教育の専門家の意見を聞く

・様々な課題の原因を探るためのアンケートを取り組む

・教育関係以外の様々な人(企業人とか一般市民とか)の意見を聞く

・教員からヒアリングする

 

議論の中で委員のおひとりから、「資料にはないが」として、子どもの貧困やその世代間連鎖への対応なども出されたのを聴いて、会議の議論はそこに出ている資料によって規定される部分があるなと、ちょっと脱線気味な感想も持ちました。でも、この方の指摘は的を射ていると思います。子どもの貧困問題はとても重要な課題で、ぜひ岡山市として力を入れていただきたいと思います。

冒頭で事務局から、総合教育会議の設置の趣旨に関連して、「会議を公開し、広く市民に知ってもらうことで、岡山市の教育への関心を高めてもらいたい」とありましたが、傍聴者は私を含め3人。

もちろん、連休明けの平日の午後ということで、日程的なこともあるかもしれませんが、次回以降傍聴する人が増えるといいなと思っています。

傍聴はどなたでもできます。手続きは受付名簿に名前を書くだけ。興味を持たれた方は、ぜひおいでください。

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