就学援助の認定基準はすえおき ~5/26市教委
市議団事務局(東田) 15年05月27日
昨日、岡山市教育委員会の5月度定例会が開かれ、今年度の就学援助制度について、認定基準を据え置くことなどが決定されました。
就学援助の認定基準(収入額)は、生活保護の金額に準じて計算されます。国が昨年度から生活保護基準の連続改悪を進めている中で、そのまま適用すれば認定基準も引き下げられてしまい、対象者が狭められることになってしまいます。
岡山市教育委員会は、子どもの貧困対策を推進する観点からも、引き下げは望ましくないと議論し、市の独自努力で基準を据え置くことにしました。
また、支給額のうち修学旅行費の補助について、中学生への補助額の上限を約1万円引き上げました。
一方、東日本大震災からの避難者に対する支援策では、昨年度の途中から国の政令により、支援対象が罹災証明のある人に限られ、自主避難者は対象から除外されたことも報告されました。