10月15日は天引きの日
崎本とし子 08年10月14日
偶数月の15日は、年金から保険料が天引きされる日だ。
とりわけ10月は、これまで免除されていた「健保扶養家族」だった後期高齢者の天引きが始まる。あわせて、家族みんなが65歳から74歳までという国保加入世帯の天引きも始まる。世帯主の年金から天引きだ。岡山市では合わせて12260人の新たな天引きとなる。
全国では、620万人の新たな天引きとなる。
自公与党の「見直し」で天引きから引き落としに変わるのは、あわせて920人・・・。1パーセントに満たない。
やはり、後期高齢者医療制度は、廃止しかない。医療費削減の中での見直しでは制度設計がゆがむのだ。
2200億円の自然増分の社会保障費を削ってきた自民・公明の与党は、「命の尊厳」を口にする資格はない。高齢者を邪魔者扱いする政治は、変えなくてはならない。
夜は、気温が下がるようになった。灯油は18リットルが2000円を超えている。年金生活者の暮らしに寒い冬がそこまで来ている。選挙は伸びれば伸びるほど、生活のしんどさは増してくる。
2月1日から岡山市はゴミ有料化が始まる。公明党が賛成して有料化になった。「生活を守るのは公明党です」のポスターの標語がむなしい。なんの矛盾も感じず、はずかしくないところが公明党・・・か。うそをつけば必ず天罰がくだるに違いない。