岡山イラク訴訟結審
崎本とし子 08年11月18日
今日、岡山イラク訴訟結審の日。裁判が始まって3年にもなるだろうか・・・。
十分傍聴にも足を運べなかったが、市議団は原告団に加わり、自衛隊のイラクへの派兵は憲法違反だと訴えてきた。06年7月に陸上自衛隊は撤退したが、航空自衛隊は武装したアメリカ軍を空輸しており、日本は明らかにアメリカの戦争にずっと手をかしている。
イラクでは、今もアメリカ軍の空爆が続いている。死んでいくのは民間人。こどもたちや高齢者だ・・・。アメリカ軍は劣化ウラン弾や神経をマヒさせる化学兵器を使ったと思われる。こどもたちに障害や奇形が多発している。
「自衛隊がイラクで武装したアメリカ軍を運んだのは、憲法9条違反だ」と名古屋判決は断言した。「国際紛争を武力で解決しない」とした1項に違反していると明言した。
殺人に手を貸していることを、どうして見過ごせようか・・。「忘れないで!!イラクのこどもたちのことを!」といい続けたい。
憲法は生きていることを示す判決を願っている。
判決は来年2月24日、16時からと決まった。