国保加入者の実態しっかりつかんで 値下げの議論を ~10923筆の署名提出
市議団事務局(東田) 15年08月12日
岡山市社会保障推進協議会(市社保協・木村高清会長)は12日、「高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める請願」署名1万923筆を岡山市に提出し、保健福祉局長と懇談しました。
市社保協の役員は、岡山市民の世帯のうち1/3を占める国保世帯について、その1/4が保険料の滞納、1/10が正規の保険証を持てない危険性があることを示して、「料金や税金でこんなに滞納があるのは、料金や制度自体を考え直すべきではないのか」「国保加入者の実態をしっかり見て議論してほしい」と話しました。
対応した那須保健福祉局長は、「8年間保険料据え置きというのは政令市では他にない」「市の国保財政の給付と負担のバランスを元に戻さないと」などと話しました。
18日に国保の運営協議会が開かれることから、局長は署名を受け取ったことを報告するとともに、署名の趣旨やデータも参考資料として配布できるようにしたいと答えました。
市社保協では、引き続き1月ごろの最終提出に向けて、市民の声をさらに集めようと引き続き署名に取り組むことにしています。
懇談には、日本共産党岡山市議団の河田正一、竹永みつえ、東つよしの各市議も同席しました。
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