誰のため 何のための 「議会改革」か
市議団事務局(東田) 15年08月18日
(写真は山陽新聞8月13日付 岡山市民版より)
岡山市議会で、これからの議会活動をどのようにしていくかを議論する検討会議が発足しました。
これからおよそ2年かけて、いくつかのテーマについて議論し、議長に答申する会議です。
岡山市議会では、先の6月議会で少数会派の質問時間の削減を、多数会派が数の力で押し切ったことがあります。
多数会派はさらに、1つの質問ごとに1つ答弁するという「一問一答」方式の見直しや、個人質問の時間を会派人数に合わせて抑制することなどを提起してきています。
「市議会の改革」、それは誰のため、何のために行うべきでしょうか。
市民の耳目の代わりに市政をチェックし、
市民の声を代弁して願いを届け、
市民の手足となって、政策を調査、立案し、
市政の動きを市民に報告する。
これはきれいごとのお話ではないはずです。
選挙で数千人の市民から負託を受け、毎月の給与や政務活動に必要なお金を税金で賄われている市議会議員の当然の責務ではないでしょうか。
議員の質問や議会の時間をより短くすることは、はたして、誰のためなのか、何のためなのか。
そういう問題につながる議論がスタートしたのです。
この「議会活動に関する検討会議」は原則公開で、どなたでも傍聴できます。
次回は、8月24日(月)午後1時30分から。
どの会派のどの議員がどんなことを言うのか、ぜひ市民として見においでください。